NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 7月17日
ハマオモト(浜木綿・ヒガンバナ科)
花言葉 : どこか遠くへ・汚れがない・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名 Crinum asiaticum var. japonicum
Crinum : ハマオモト属
asiaticum : アジアの
japonicum : 日本の
Crinum(クリナム)は、ギリシャ語の
「crinon(ユリ)」から。
・開花時期は、 7/10頃~ 9/ 末頃。
・海岸近くに植えられる。
・浜辺に生え、白色の花を「木綿」(コウゾの
皮から採った繊維で、神事のとき榊につけ
垂れ下げたもの)に見立てたことから。
・じつにおもしろい咲きかたをする。
実の形もユニーク。
・別名 「浜万年青」(はまおもと)。
葉が万年青に似ているから。
・宮崎県の県花(浜木綿)
み熊野の 浦の浜木綿 百重(ももえ)なす
心は思(も)へど 直(ただ)に逢はぬかも
柿本人麻呂 万葉集
・似ている花へのリンク インド浜木綿 線香花火
・「万年青」シリーズ
万年青 浜万年青(浜木綿) 眉刷毛万年青
季節の花 300 より 画像も
関東より南の太平洋沿岸の砂地に自生していますが,
庭などに植えられていることもあります。
葉が厚くオモト(万年青)に似ているのでハマオモト(浜万年青)とも呼ばれます。
花は細長くグシャグシャッとなっています。
木綿という形容はその花の様子をいうのではなく,
葉の付け根の辺りの白い葉鞘が幾重にも重なっているところが
祭礼用の幣(ぬさ)に似ているからということのようです。
ちなみに,浜木綿子(はま ゆうこ)という女優さんがいますが,
たぶんハマユウにちなんでつけた名前だろうと思います。
群馬大学 青木教授 HP より
伊豆下田の近く トンネルを抜けた 田牛 (とうじ) の砂丘の様な海岸の
ハマユウの自生地を何度も訪れたのは もう随分昔の思い出となった・・