2011年02月
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月28日
フリージア(アヤメ科)
花言葉 : 純潔・無邪気・潔白・文目(あやめ)科。
・学名 Freesia hybrida
Freesia : フリージア属
hybrida : 雑種の
Freesia は、19世紀のドイツの医者
「Freese(フレーゼ)さん」の
名前にちなむ。 花名も同じ。
・園芸植物として人気あり。
・春に鮮やかな黄色の花が咲く。
アラジンという種類が有名。
他に、赤、白、紫などがある。
・オランダのバールマンさんが
南アフリカで発見した。
・とっても甘くいい香り♪
・別名「浅黄水仙(あさぎずいせん)」
・似ている花 イキシア カロライナジャスミン
季節の花 300 より 画像も
南アフリカ原産 秋植え球根類 地下に卵形の球茎をもつ
葉はショウブに似て小さい 5月頃 筒状で 白・黄・紅色などの
花を開き香が高い 園芸品種が多く切花用に栽培される (広辞苑)
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月27日
クロッカス(あやめ科)
花言葉 : 青春の喜び・堅実・文目(あやめ)科。
・学名 Crocus vernus
Crocus : サフラン属
vernus : 春咲きの
Crocus(クロッカス)は、
ギリシャ語の「croke(糸)」から。
めしべが糸状に長く伸びることに由来。
また、神話上の青年の名前に由来する、
との説もある。
・開花時期は、 2/ 5頃~ 3/10頃。
・球茎の代表的な種類。
・白、黄、青、紫など、
いろんな色の品種がある。
・葉は松葉のように細く、
真ん中に白い筋が入る。
・別名 「花サフラン」。
・1月4日、2月6日の誕生花。
・花言葉は「青春の喜び、切望」。
・似ている花
サフラン 犬サフラン ステルンベルギア
季節の花 300 より 画像も
花の形は,秋に咲くサフランによく似ています。
しかし,サフランは紫の花だけですが,クロッカスは白,黄,紫と
豊富な色の花で,いかにも春の花という感じがします。
群馬大学 AOKI 教授 HP より
秋植え球根類 葉は松葉状 春に白・黄・紫
などの美しい花を咲かす 園芸品種が多い・・
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月26日
アズマイチゲ(東一華キンポウゲ科)
花言葉 : 温和画像 四季の山野草 より
科名 キンポウゲ科イチリンソウ属
学名 Anemone raddeana
Anemone juzepczukii
薬効根は有毒です。
和名は「東一華」
一本の茎に一つの花を咲かせるので一華と呼ばれます。
花が開いた直前の小さい時期はイチリンソウと間違われますが、
こちらの花びらは5枚なので区別ができます。
イチゲと付くものには ハクサンイチゲ 、 ヒメイチゲ 、
キクザキイチゲ 、 ヤブイチゲ 、 ユキワリイチゲ など種類が多い
【花の色】 白 青~青紫 紫 桃 赤~朱 黄~橙 緑 混合
【実の色】 黒~黒褐色 赤~橙色 紫色 茶~褐色 緑色
黄色 白~灰色 色々
四季の山野草 ・ 北信州の道草図鑑 より
落葉樹林の縁や草原,山麓の土手などに生える多年草です。
一本の茎に一つの花を咲かせるので一華と呼ばれます。
華の下にある茎葉は 3 出複葉で三枚が輪生しています。
似ている花にキクザキイチゲ(菊咲き一華)がありますが,
アズマイチゲの茎葉は
細かく裂けていないので区別は簡単です。
白く花のように見えるのは花弁ではなく萼片です。
群馬大学 AOKI 教授 HP より
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月25日
カンヒザクラ(寒緋桜・バラ科)
花言葉 : あでやかな美人・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus campanulata
Prunus : サクラ属
campanulata : 鐘形(ベル形)の
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、 3/ 1頃~ 3/ 末頃。
・暖地性の桜。
・各種の桜にさきがけて開花し、かつ、
鮮やかな濃いピンク色の花なので
とても目立つ。
1月下旬頃、「沖縄で全国初の花見♪」との
ニュースが毎年あるが、
ここでいう花見の花はこの寒緋桜のこと。
(沖縄は温暖なので、染井吉野などの育成が難しく、
寒緋桜なら育つらしい。)
・別名 「緋寒桜」(ひかんざくら)。
これとは別に「彼岸桜」(ひがんざくら)と
いう花があり、そちらとは「か」と「が」の
違いだけになり間違えやすいので、
混同を避けるために、”緋寒”を”寒緋”に
ひっくり返して「寒緋桜」との呼び方に
変えた、という経緯がある。
・似ている花 八重桜 河津桜
季節の花 300 より 画像も
沖縄では桜といえばカンヒザクラ(寒緋桜)を指すらしいですね。
九州南部では旧暦の元日に咲くので
ガンジツザクラ(元日桜)とも呼ばれるそうです。
群馬大学 AOKI 教授 HP より
カンヒザクラ は ヒ・カンザクラ (緋寒桜) です
沖縄・台湾・中国南部の自生 日本の暖地にも栽培
2月頃 花に先立って濃紅色鐘形の花を下垂する
緋桜 タイワンザクラ カンヒザクラと呼ばれる (広辞苑)
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月24日
オウレン(黄蓮・キンポウゲ科)
花言葉 : 変身・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Coptis japonica(黄蓮)
Coptis : オウレン属
japonica : 日本の
Coptis は、ギリシャ語の
「coptein(切る)」が語源。
葉っぱの切れ込みが多いことから、らしい。
・山野草。早春に、白い花が咲く。
・葉っぱは根元のところから直接出てくる。
・根の部分は腹痛などの生薬になる。
・根茎の部分が黄色っぽいところから
「黄蓮」の名前がついたとのこと。
・「芹葉黄蓮(せりばおうれん)」という品種
もある。
(花と葉っぱの形が黄連とは少し異なる)。
・似ている葉っぱ 仙洞草
・「黄蓮」シリーズ 黄蓮 梅花黄蓮
季節の花 300 より 画像も
北海道,本州,四国の山地の樹林の下に生える多年草です。
根茎を苦味健胃整腸,消炎,精神不安に用います。
漢方で「三黄丸」といいます。
白い小さな花びらのように見えるのは本当は萼で,
白い細い線状のものが花です。
関連 セントウソウ,コセリバオウレン(小芹葉黄連)
群馬大学 AOKI 教授 HP より
早春 白色星形の萼が目立つ小花を開く
根は黄色の染料 また根を干したものは健胃薬
近緑色の シナオウレン ミツバオウレン
などと同様 薬用に栽培する (広辞苑)
芹葉黄蓮 画像 → http://moonliget2.exblog.jp/
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月23日
オウバイ(黄梅・モクセイ科)
花言葉 : 恩恵 画像 天文・自然・動物・blog ↓ よりhttp://pub.ne.jp/tenmon/?entry_id=2784479
・木犀(もくせい)科。
・学名 Jasminum nudiflorum
Jasminum : ソケイ(ジャスミン)属
nudiflorum : 裸花の、無毛の花の
Jasminum(ジャスミン)は、アラビア語の
「yasmin(マツリカ)」の名に由来する。
・開花時期は、 1/10頃~ 3/20頃。
・中国原産。江戸時代初期の頃に渡来。
・春先に鮮やかな黄色の花が咲く。
・昔から鉢植えや盆栽などに利用されている。
・一重と八重のものがある。
・黄色い花が梅に似ていることと咲く時期が
同じことからこの名前になったが、
本来、梅とは関係なく、ジャスミンの仲間。
(香りはない)
・中国では、旧正月(2月)頃に咲き出すので
「迎春花(げいしゅんか)」と呼ばれる。
・「黄梅」シリーズ 雲南黄梅
・似ている花
黄素馨 羽衣ジャスミン カロライナジャスミン
季節の花 300 より
まだ他の花が少ない時期 3 月頃に咲くので,
ゲイシュンカ(迎春花)ともいわれるそうです。
枝は横に伸びて地上を這う性質があるそうです。
花が咲くときにはまだ葉は出ていません。
群馬大学 AOKI 教授 HP より
モクセイ科オウバイ属 (通称 ジャスミン)
中国原産の観賞植物 茎の若い部分は緑色で四角く
上部は垂れる 春 葉に先立って六弁黄色の梅に似た
花を開く 迎春花 金梅 とも呼ばれる (広辞苑)
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月22日
クリサンセマム パルドサム(きく科)
花言葉 : 清純・菊(きく)科。・学名 Chrysanthemum paludosum
Chrysanthemum : キク属
paludosum : 沼の、沼地生の
(他に、Leucanthemum paludosum cv. North Pole
との説もある。(レウカンセマム属))
Chrysanthemum(クリサンセマム)は ギリシャ語の
「chrysos(黄金色)+ anthemon(花)」が語源。
・開花時期は、12/20頃~翌6/15頃。
・原産地はアフリカ北部アルジェリアあたり。
日本には1960年代頃に伝えられた、新しい花。
地中海沿岸に広く分布している。
・花つきがよく、株全体をおおうほどに白く
咲くところから「北極」のイメージが連想され、
そこから「ノースポール(北極)」の名になった。
・マーガレットよりちょっと小型。
・道端の花壇によく植えられる。
・別名「クリサンセマム・ノースポール」
「クリサンセマム・パルドーサム」
・似ている花
マーガレット 浜菊 ユリオプスデージー
クリサンセマム・ムルチコレ
季節の花 300 より 画像も
和名 ・ 寒白菊でも呼ぶ
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月21日
ミツマタ(三叉・ジンチョウゲ科)
花言葉 : 壮健・沈丁花(じんちょうげ)科。
・学名 Edgeworthia chrysantha
Edgeworthia : ミツマタ属
chrysantha : 黄色の花の
Edgeworthia(エッジワーシア)は、
イギリスの植物学者「Edgeworth 夫妻」の
名前にちなむ。
・開花時期は、 3/ 5頃~ 4/10頃。
・原産地は中国中南部、ヒマラヤ地方。
江戸時代初期に渡来。
・花芽は、ちょっと不気味な不思議な形
・花は、蜂の巣がぶら下がったような形。
・枝が3本ずつ分岐する。(不思議!)
これが名の由来♪
・樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。
しわになりにくく高級で、
また虫害にもなりにくいので、1万円札などの
紙幣や証紙など重要な書類に使われる。
→ 明治9年に政府印刷局で三叉を原料として
紙幣を作ってから、三叉の利用度は非常に
高くなった。紙幣以外でも、証書・株券・
地図用紙・コピー紙など各種の紙とその
原料として幅広く使われている。
・「三椏」とも書く。「椏」は”あ”とも読み、
「木の股」の意味がある。
・赤い花(赤花三叉(あかばなみつまた))は、
戦後、愛媛県の栽培地で発見され、
今では黄色花とともによく栽培されている。
春されば まず三枝(さきくさ)の
幸(さき)くあらば
後(のち)にも逢はむ
な恋(こ)ひそ吾妹(わぎも)
柿本人麻呂
・似ている花 七変化(ランタナ)
・<紙の原料> 三叉 楮 糊空木 とろろあおい
季節の花 300 より 画像 赤花三叉 も
和紙の原料とされるコウゾ・ミツマタのミツマタです。
桜の季節に花をつけます。花がない時期には,文字どおり枝が三つ又に
分かれているので容易に識別できます。
園芸品種として花の先が赤いものなどもあります。
AOKI 教授 HP より
長野県野沢温泉の近く 北竜湖スキー場の民宿の畑に
この木があり この材でご主人は和紙を漉かれる
厳冬期の寒い時が良い和紙を造るのに適しているそうで
その作業を見せてもらった思い出がある・・
花の アップ 画像はコチラ ↓
http://moonliget2.exblog.jp/
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月20日
ウグイスカグラ(鶯神楽・スイカズラ科)
花言葉 : 未来を見つめる・吸葛(すいかずら)科。
・学名 Lonicera gracilipes var. glabra
(鶯神楽)
Lonicera gracilipes var. glandulosa
(深山鶯神楽)
Lonicera : スイカズラ属
gracilipes : 細長い柄(脚)の
glabra : やや無毛の
glandulosa : 腺のある
Lonicera(ロニセラ)は、
16世紀のドイツの16世紀の数学者、かつ
植物採集家の「Lonitzer さん」の名前を
ラテン語化した「Lonicerus」にちなむ。
・開花時期は、 3/10頃~ 4/20頃。
(鶯神楽)
「深山鶯神楽」は、2月頃から咲く。
・鶯が鳴きはじめる頃に花が咲く、とのことから
この名前になったらしい(諸説あり)。
また、「かずら」ではなく「かぐら」です。
・淡いピンク名のきれいな花。
「うぐいす色」のイメージだと「緑色」だが
この花はピンク。
・初夏に赤いグミのような実がなり食べられる。
・似ている花 吸葛
・似ている実 瓢箪木(ひょうたんぼく)
季節の花 300 より 画像も
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯かぐら)と似ています。
ウグイスカグラには枝や葉な花冠などに毛がありませんが,
ミヤマウグイスカグラは毛が密生しています。
群馬大学 AOKI 教授 HP より
花の up 画像はコチラ → http://moonliget2.exblog.jp/
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月19日
アネモネ(キンポウゲ科)
花言葉 : 信じて従う・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Anemone coronaria
Anemone : イチリンソウ属
coronaria : 花輪に使う(適した)
Anemone(アネモネ) は、
ギリシャ語の「風」が語源。
「風の花」の意味のようだ。
「早春の風」が吹き始めると開花する、とも
妖精アネモネの化身、ともいわれる。
・南ヨーロッパ地中海沿岸原産。
明治初期に渡来。
・秋植えの球根植物。
春、赤白青などいろんな色の花が咲く。
・葉っぱは細かく裂けた形。
・美の女神アフロディーテは、
キューピッドの射た愛の矢に誤って傷つき、
美少年アドニスと恋に落ちた。
ところがそのアドニスは、猟に出た日に、
イノシシの角に突かれて死んでしまい、
アフロディーテが悲しみのあまり流した涙が
アネモネになった、といわれている。
・アネモネの赤い花の色は「血」と「生命」の
象徴とされる。
・中央アジアのアルメニアの国花。
・別名「牡丹一毛(ぼたんいちげ)」
「紅花翁草(べにばなおきなぐさ)」
季節の花 300 より 画像も
コチラに ↓ 紫色の花 沢山に咲く画像有ります
http://moonliget2.exblog.jp/
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 2月18日
ジンチョウゲ(沈丁花・ジンチョウゲ科)
花言葉 : 不滅・沈丁花(じんちょうげ)科。
・学名 Daphne odora
Daphne : ジンチョウゲ属
odora : 芳香のある、香りのいい
Daphne(ダフネ)は、
ギリシャ神話の女神の名で、
「月桂樹(げっけいじゅ)」のギリシャ名
でもある。葉の形が似ていることから、
ジンチョウゲ属の属名にも使われるように
なった。
・開花時期は、 2/25頃~ 3/ 末頃。
3月の開花ラッシュの始まりを告げる花。
(と、私は思っています)
・中国原産。室町時代に渡来した。
・花芽は、前年の秋にはできているが
実際に咲き出すまでに寒い中3ヶ月ほどを
花芽のまま過ごす。
外側はピンクで内側は白い。
外側、内側ともに白い種類もある。
・香りは沈香(じんこう)という香りに
似ており、葉の形が丁子(ちょうじ)という
植物に似ているところから”沈丁花”に。
遠くにいても匂ってくる。
秋の金木犀と同じぐらい香る。
・枝の繊維は紙の原料にもなる。
・「ちんちょうげ」と呼ぶ人もいる。
・漢名は「瑞香(ずいこう)」
沈丁花 いまだは咲かぬ 葉がくれの
くれなゐ蕾(つぼみ) 匂ひこぼるる
若山牧水
・似ている花へのリンク 難波津(なにわず)
季節の花 300 より 画像も
春の夜,暖かい風に誘われて散歩などをしていると,
沈丁花の香りが漂ってくる。
辿っていくとだんだん匂いが強くなる。
花に鼻を近づけると,かなり強烈なので興ざめする。
何事も,過ぎたるはなお及ばざるがごとし,ほどほどがよいようですね。
咲いてしまうと白っぽいのですが,つぼみの時には小豆色のものと白いのがあります。
花の形がよく似ていて黄色いのはジンチョウゲではなく
オニシバリ(鬼縛り)です。
群馬大学 AOKI 教授 HP より
中国原産 常緑低木 葉は無柄皮質で楕円状披針形
斑 (はん) 入りもあります
春分前後に花を球状に配列して咲いています
花は菅状 内面は白色 外面は紫赤色または白色
香気が強く沈香に似る
通常は雄木で果実を結ばない 漢名 : 瑞香 輪丁花
(広辞苑) より抜粋
天保山 海遊館と大観覧車・ 画像はクリックで大きくなります・・
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