2010年11月
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 11月23日
ピラカンサ(常盤山ざし・バラ科)
花言葉 : 慈悲・薔薇(ばら)科。
・学名 Pyracantha angustifolia(橘擬)
Pyracantha coccinea (常盤山櫨子)
Pyracantha : トキワサンザシ属
angustifolia : 幅の狭い葉をもつ
coccinea : 紅色の、緋紅色の
Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語の
「pyro(炎)+ acantha(刺)」が語源。
火のような真っ赤な実をつけ、
枝にはいっぱいとげがあるところから。
これに「ス」がついて「ピラカンサス」。
・開花時期は、 5/10頃~ 5/ 末頃。
・花は白。花よりやはり、秋になる実が目立つ。
・中国名は「火棘(かきょく)」
・別名 「橘擬」(たちばなもどき)→オレンジ色の実。
中国南西部原産。
「常盤山櫨子」(ときわさんざし)→赤い実。
ヨーロッパ東南部原産。
・似ている花 小米空木(こごめうつぎ)
・似ている実 南天 万両 がまずみ 紅紫壇(べにしたん)
季節の花 300 より 画像も
実の画像有ります ↓
http://moonliget2.exblog.jp/
5~6月に白い集団小花を咲かせる 11月に果実が色づく
実の色はオレンジから緋赤色まで 実の径は6ミリ大
木のとげがあり手入れに注意する 寒い冬の赤い実だ
暖地の日当たりの良い暖かい所へ植える
常緑低木で樹高3Mまで 庭園樹、垣根に利用する
小鳥がこの実を好む まねをして食べてみたが甘味がある
画像 群馬大学 AOKI 教授 HP より
花言葉の「慈悲」は自分の身を犠牲にして
小鳥の餌となるからでしょう・
と ラジオ深夜便で言ってましたね・・
ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 11月22日
リンドウ(竜胆・リンドウ科)
花言葉 : 正義・竜胆(りんどう)科。
・学名 Gentiana scabra var. buergeri
Gentiana : リンドウ属
scabra : 凸凹のある、ざらついた
buergeri : 採集家「ブュルゲル」さんの
Gentiana(ゲンティアナ)は、紀元前の頃の
イリリア王「Gentius さん」の名前にちなむ。
・秋の代表花(山道でよく見かける)。
ラッパ形で筒形。5裂する。
紫や青色のものが多いが、白やピンク色のものもある。
・花は日光を受けると開き、夜は閉じる。
雨や曇りの日は閉じたまま。
(種類によってはずっと開かないものもある)。
・根が薬用になり、苦味健胃剤として広く使われている。
・各国で薬草として昔から重用されてきた。
・漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」が
いつの間にか「りんどう」になったらしい。
この草の根が胆汁のように苦く、その苦みが
特別強いので、最上級を表す龍の字を冠して
名づけられたとも、また、
ただ単に龍の胆のように苦いから、との説もある。
・切花としてよく見かけるのは
「蝦夷竜胆(えぞりんどう)」や
「御山竜胆(おやまりんどう)」を
園芸品種化したもの。
・9月13日、10月23日、11月25日の誕生花
・花言葉は「正義と共に、勝利を確信する」
・長野県と熊本県の県花
・似ている花 八代草
・「竜胆」 当薬竜胆 春竜胆
季節の花 300 より 画像も
りんりん りんどうは こむらさき (濃紫)
姉さの小袖も こむらさき こむらさき
島倉千代子 りんどう峠
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 11月21日
リュウノウギク(龍脳菊・キク科)
花言葉 : 無常の美学名:Chrysanthemum makino
Chrysanthemum japonicum
花期:秋
日当たりの良い山地に生える多年草です。
「竜脳(ボルネオ樟脳)」に似た香りの油が含まれていることから和名がつけられています。
青木教授 サイトより 画像も
いわゆる野菊の1種。秋遅くに花をつける野菊で、ひょろしとして頼りないが、とてもキクによく似たものである。
地下茎は長く伸びて、まばらに複数の茎を立てて株立ちになり、小さな群落を作る。
茎は細くてやや立ち上がり、茎の下部は木質化するが、細くて頼りない。
高さ30~80cmだが、真っ直ぐ立ち上がることは少なく、斜めに伸びるか、斜面から垂れ下がる。
花期は10~11月。ヨメナやノコンギクなどよりは遅い。
花は茎の先端に単独か、せいぜい2-3個だけ着く。
径2.5-5cm、外側には白い舌状花が並び、真ん中の管状花は黄色。
舌状花は楕円形でヨメナなどよりずっと丸みがある。
そう果は長さ1.8mm。
この名は、茎や葉の香りが、中国から伝わった竜脳(リュウノウジュから採れる精油)という香料に似ている事に由来する。
実際には樟脳に近い香りで、成分としても樟脳が多いとのこと。
Wikipedia ウィキペディア より
唐松の林を過ぎて唐松を見る
落葉松 北原白秋
からまつの林を過ぎて からまつをしみじみと見き
からまつはさびしかりけり たびゆくはさびしかりけり
からまつの林を出でて からまつの林に入りぬ
からまつの林に入りて また細く道はつづけり
からまつの林の奥も わが通る道はありけり
霧雨のかかる道なり 山風のかよふ道なり
からまつの林の道は われのみか ひともかよひぬ
ほそぼそと通ふ道なり さびさびといそぐ道なり
からまつの林を過ぎて ゆへしらず歩みひそめつ
からまつはさびしかりけり からまつとささやきにけり
からまつの林を出でて 浅間嶺にけぶり立つ見つ
浅間嶺にけぶり立つ見つ からまつのまたそのうへに
からまつの林の雨は さびしいけどいよいよしづけし
かんこ鳥鳴けるのみなる からまつの濡るるのみなる
世の中よ あはれなりけり 常なれどうれしかりけり
山川に山がはの音 からまつにからまつのかぜ
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