2010年10月
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月26日
モヨウビユ(模様ひゆ)
花言葉 : 燃え上がった情熱画像 Shigenobu AOKI HP より
【学名】Alternanthera ficoidea 'Amoena'
(=Telanthera amoena)
ヒユ科[アルテルナンテラ属](ツルノゲイトウ属)
【原産地】熱帯アメリカ 【和名】モヨウビユ(模様ひゆ)
【特徴】秋になると黄色と赤色に色づいてくる2品種を用いて、文字や模様を描くのに用いる植物として知られています。
生育は旺盛で、敷き詰めて植えるとその色彩が見事なので、広く花壇に利用されています。
草丈はせいぜい10~20cm程度。
テランセラは旧学名で、アルテルナンテラと呼ぶのが正解です。
昔はアキランサスと呼んでいましたがこれは誤り。
【管理】繁殖は挿し木で発根容易。
冬は10℃で越冬するので、室内に持ち込んで来年用の親株にする。
米村浩次の花の世界 より
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月25日
花言葉 : 忘れ得ぬ思い
・熊葛(くまつづら)科。
・学名 Caryopteris incana
Caryopteris : カリガネソウ属
incana : 灰白色の、 灰白の柔毛で覆われた
Caryopteris(カリオプテリス)は、語ギリシャ語の
「karyon(クルミ)+ pteryx(翼)」
が語源。実に翼状のものが
ついていることから。
・晩夏から秋にかけて、紫色の花が
”段々”になって咲く。
・英語では「bluebeard(青ひげ)」と
呼ぶそうだが、
雁金草のことを指す説もある。
・似ている花 洞庭藍 ミント モナルダ
・「段々になってる」シリーズ 段菊 仏の座 八重葎
季節の花 300 より 画像も
菊という名前になっていますが,キク科の植物ではありません。
花が茎をとりまいて 3,4 段に咲きます。
葉はやや厚ぼったいですね。
Shigenobu AOKI
キクといってもキク科ではなく、クマツヅラ科に分類されています。
かっこうあざみ (郭公薊) ・菊科
花言葉 : 信頼
・学名 Ageratum : カッコウアザミ属
Ageratum(アゲラタム)は、
ギリシャ語の「ageratos(不老)」が語源。
(花期が長いことから)
・夏、もじゃもじゃ状の花が咲く。
紫色、白など。秋まで咲くことも。
・原産地は中アメリカ地方。
・いろんな園芸品種がある。
・「アゲラータム」「アゲラーツム」とも呼ぶ
・ 「郭公薊(かっこうあざみ)」
葉っぱが郭公に、花が薊に 似ているところから。
・7月7日の誕生花 花言葉は「楽しい日々」
季節の花 300 より 画像も
和名のもう一つの字 カッコウアザミ(霍香薊)の「カッコウ」とは、
鳥の「カッコウ(郭公)」ではなく、漢方の生薬「かっこう(霍香)」
の原料になる植物のカワミドリ(河碧)に葉が似ていることからに
由来している。
きく科カッコウアザミ属の1年草で、学名は「Ageratum conyzoides」である。
属名の「Ageratum(アゲラタム)は、ギリシャ語の「ageratos(不老)」が語源。
開花時期が長いことからがとなっている。
種名の「conyzoides」は色々と調べてみたが分からなかった。
花々のよもやま話 より
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月23日
紫紺野牡丹 (シコンノノボタン)
花言葉 : 平静
・野牡丹(のぼたん)科。
・学名 Tibouchina semidecandra
Tibouchina : シコンノボタン属
semidecandra : ほぼ10個の雄しべをもつ
Tibouchina は、原産地の土地名。
・ブラジル地方原産。
・夏から11月頃まで長いあいだ開花。
・紫色がきれいな花。
牡丹のように 美しいのでこの名になった。
(牡丹には似ていないが・・・)
・色は紫の他、赤、白がある。
でも紫のものをよく見かける。
・ふつうよく見かけるのは
「紫紺野牡丹(しこんのぼたん)」
【ふつうの「野牡丹」】
→ まんなかのしべの一部が黄色い
【紫紺野牡丹】
→ しべは全て紫色
といった見分け方があるようです。
なかなか難しいですね。
ほかに、園芸種もいろいろありそう・・
季節の花 300 より 画像も
中南米原産の常緑低木。庭木、鉢植えとして親しまれる。
葉は対生で楕円。産毛で覆われ、ビロードのような手触りがする。
本来は常緑だが日本では冬に落葉することが多い。
花は五弁で、紫色の大輪花。オシベが長く飛び出しているのが特徴。
一日花だが、花つきがよく、毎日多くの花を次々と咲かせる。
花期は夏と秋だが、温度さえあれば冬でもわずかながら咲きつづける。南国原産にしては耐寒性がある。
流通上はノボタンとシコンノボタンが混同されているが、
ノボタンは短いオシベが黄色で長いオシベは紫色、
シコンノボタンは長短のオシベが共に紫色である。
ウィキペディア日本語版 より
空き地面積がこの様な場所も多い香港島・・
日本ではとても建設不可能な細長い高層マンション・・
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月22日
あきちょうじ (関屋の秋丁字、秋丁子、秋丁字)
花言葉 : 秘めやかな思い
・紫蘇(しそ)科。
・学名 Plectranthus effusus
Plectranthus : ヤマハッカ属
effusus : 非常にばらばらの
Plectranthus(プレクトランサス)は、
ギリシャ語の
「plectron(距)+ anthos(花)」が語源。
距(きょ)のある花の形から。
・茎や葉は除虫剤や香料になる。
・秋に青紫色の唇形の花をつけ、
「丁字」形の花であるところからこの名に。
「関屋」とは昔の関守の家(関所を守る家)
のこと。関所の近くに咲いていたから
この名になったと思われる。
・「関屋の秋丁字」は関東で多く見られる。
「秋丁字」は西日本に多い。
ほとんど同じように見える。
「関屋の秋丁字」は、花の先端の上唇の
はねあがり部分が少しとがっていて、
「秋丁字」はとがっていない、
ということで見分けられるらしいが、
私にはどう見てもわからない。
植物園の標札が頼りです。
・似ている花 ヒキオコシ プレクトランサス
・「丁字」シリーズ 丁字草 関屋の秋丁字
季節の花 300 より
丁子形というより、タラコ唇をした魚のように見える。
中部以西に自生し、関東で自生するのは
セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)という。
どちらも花の形では区別できないほど似ているが、
ここのものは葉の幅が広いことから、
アキチョウジに該当するはず。
チョウジと名前が付くものには
チョウジガマズミ 、 チョウジタデ 、 チョウジソウ などがある
四季の山野草より
画像 (神奈川県東高根森林公園 にて) も・
カナダ旅行で連載抜けましたので up ・
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月21日
御山竜胆 (おやまりんどう)
花言葉 : 正義
・竜胆(りんどう)科。
・学名 Gentiana scabra var. buergeri
Gentiana : リンドウ属
scabra : 凸凹のある、ざらついた
buergeri : 採集家「ブュルゲル」さんの
Gentiana(ゲンティアナ)は、紀元前の頃の
イリリア王「Gentius さん」の名前にちなむ。
・秋の代表花(山道でよく見かける)。
ラッパ形で筒形。5裂する。
紫や青色のものが多いが、白やピンク色のものもある。
・花は日光を受けると開き、夜は閉じる。
雨や曇りの日は閉じたまま。
(種類によってはずっと開かないものもある)。
・根が薬用になり、苦味健胃剤として広く使われている。
・各国で薬草として昔から重用されてきた。
・漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」が
いつの間にか「りんどう」になったらしい。
この草の根が胆汁のように苦く、その苦みが
特別強いので、最上級を表す龍の字を冠して
名づけられたとも、また、
ただ単に龍の胆のように苦いから、との説もある。
・切花としてよく見かけるのは
「蝦夷竜胆(えぞりんどう)」や
「御山竜胆(おやまりんどう)」を
園芸品種化したもの。
・9月13日、10月23日、11月25日の誕生花
・花言葉は 「正義と共に、勝利を確信する」
・長野県と熊本県の県花
・似ている花へのリンク 八代草
・「竜胆」シリーズ 当薬竜胆 春竜胆
季節の花 300 より
亜高山から高山に生えるリンドウなので、オヤマリンドウと呼ばれる。
リンドウ は背が低く、茎の上部に花を1~2個付けるのに比べ、
背丈が高く、茎の途中にも花を付ける
四季の山野草より 画像 栂池自然園 も
カナダに旅行中で up がなかったので記載・・
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月20日
あきのきりんそう (秋の麒麟草) キク科
花言葉 : 安心
高原から2000m級の高山まで幅広く成育し、黄色の花畑を形成する。名前のように秋を代表する花なのだが、これは標高が低い山や高原の場合。高山では8月には花を咲かせる。仲間の ミヤマアキノキリンソウ は葉が広く、花びらがやや細い。伊豆諸島に生育する ハチジョウアキノキリンソウ は海岸に育つ
四季の山野草より 画像 谷川岳天神平 にて も
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