2010年10月
サン・パウロ(聖ポール)天主堂跡は、イエスの使徒である聖パウロに捧げられた、マカオにあるポルトガルの17世紀の大聖堂である。
今日、その遺跡は、マカオの最も有名な歴史的建築物の一つである。2005年、聖パウロ天主堂跡は、公式にユネスコの世界遺産「マカオ歴史地区」の一部として登録された。
1582年から1602年にイエズス会士によって建築されたこの天主堂は、当時、アジアで最大のカトリック教会であった。
それで、ヨーロッパの王族は、互いに競ってこの天主堂に寄進を行った。しかし、珠江デルタの主要港の地位を香港に取って代わられ、マカオの重要性が低下すると、この天主堂の運命も同じく傾き、1835年の台風時の火事によって焼失した。
Wikipedia ウィキペディア より
NHKラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月31日
オケラ (朮)
花言葉 : 親しみやすい
・菊(きく)科。
・学名 Atractylodes japonica
Atractylodes : オケラ属
japonica : 日本の
Atractylodes は、ギリシャ語の
「atrakton(紡錘)」が語源。硬い花の形に由来。
【紡錘(ぼうすい)】糸をつむぐための、両端が
とがった円柱状のもの。
・秋に山野などで咲く。
・白いヒゲのような頭花(ピンク色のもある)。
・春、若芽が出てきたら、揚げ物などにして
食べるとおいしい。
・梅雨の時期、おけらの乾燥した根を室内で焚いて
いぶし湿気やカビを防ぐのを「おけら焼く」と
呼び、湿気の多い地方ではよく行われた。
・古名は「うけら」で、
しだいに「おけら」になったらしい。
・「をけら」とも書く。
・「をけらまいり」または「をけら詣」
(京都の八坂神社)
(この行事名は「お」でなく「を」のようです)
大晦日から元日にかけて、社前でおけらの根を
入れて篝火(かがりび)を焚く。
参詣人はその火を縄に移して消えないように
振りながら持ち帰って神棚や仏壇の燈明に点じ、
また元日のお雑煮を作る際の火種にし、
一年の無病息災を祈る。
おけらは”厄除け”の植物でもある。
恋しけば 袖(そで)も振らむを 武蔵野の
うけらが花の 色に出(づ)なゆめ
万葉集 作者不詳
・似ている花 高野箒 グリーンネックレス 辺塚苦木
季節の花 300 より
画像 四季の山野草 (下の文も) より
中国原産の オオバナオケラ や ホソバオケラ 、 シナオケラ に対し、
これ(画像)は日本および朝鮮半島原産。
オオバナオケラなどと同じく薬草として、平安時代から使われていた。
漢方では根茎を白朮(びゃくじゅつ)と呼ぶ。
また山菜としても価値が高い。
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月30日
ナギナタコウジュ(薙刀香じゅ・シソ科)
花言葉 : 匂いたつ魅力・紫蘇(しそ)科。
・学名 Elsholtzia ciliata
Elsholtzia : ナギナタコウジュ属
ciliata : 縁毛(ふちげ)のある
Elsholtzia は、17世紀のドイツの医者、植物学者の
「Elsholtz さん」にちなんでつけられた名前。
・秋の山野でまれに見かける。紫色の花。
花が片方を向いて咲く形がおもしろい。
うしろにそりかえる。
・「薙刀(なぎなた)」とは、
長い棒の先端に刃をつけた昔の武具のこと。
花のつき方がこの薙刀の刃の部分に似てることから、
また、香りがあることから、この名前になったらしい。
なお、香需の「需」の字は本当は
”「草かんむり」に「需」”だが、 PC上では表示できないので
簡易字体の「需」にしました。ご了解を。
・利尿剤、解熱剤として使われる。
・似ている花 紫蘇 霜柱 立浪草
季節の花 300 より 画像 (榛名神社境内)も
シソ科特有の香りが中国の香需(こうじゅ)という薬草に似ているので
長刀香需(なぎなたこうじゅ)と名付けられたそうです。
薬効 腹痛、解熱、発汗、利尿、に利用されます。
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月29日
ウメモドキ(梅擬・モチノキ科)
花言葉 : 明朗・黐の木(もちのき)科。
・学名 Ilex serrata
Ilex : モチノキ属
serrata : 鋸歯のある
Ilex は、
「holly(西洋ヒイラギ:ホーリー)」の
・葉や枝ぶりが梅に似ており、また、
実のつき方も小さな梅の実のように
見えることから「梅もどき」になった。
・晩秋から初冬にかけて赤い実をつける。
この実は発芽抑制物質を含んでおり、
小鳥のおなかを通過しないと発芽しない
しくみになっていて、小鳥を使って
種を遠くの方に運んでもらう。
(かしこい・・)
・11月1日の誕生花 ・ 花言葉は「知恵」
・似ている実 がまずみ 白山木
・「梅擬」シリーズ 犬梅擬 蔓梅擬
季節の花 300 より 画像も
北京ダックです・・
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月28日
センブリ(千振・リンドウ科)
花言葉 : はつらつとした美しさ科名:リンドウ科/属名:センブリ属
和名:千振/生薬名:当薬(とうやく)/
学名:Swertia japonica
日本全土の日当たりと、少し湿り気味で、水はけがよい山野に自生する2年草。
発芽した芽がしのまま冬をこして、翌年の秋に開花します。
本州関東以西、四国、九州の山地に自生するムラサキセンブリ
薬用植物の一覧表 より |
昔から薬草の中で、胃腸薬としてよりも、苦い薬の代表として良く知られている。
お湯に千回も振り出しても苦味が出る。
という名前の由来もおなじみ。
3~4千年もの遠い時代から、薬草として利用されていたことが分っているのも興味深い。
センブリは5枚花弁が最も多く、6枚や4枚の花弁は珍しいとのことですが、丹沢には4枚も多く見ることができます。
下の画像は同じ株に4枚と5枚が同居。薄紫がかっているので ムラサキセンブリ との中間種かも。
四季の山野草 画像 神奈川県丹沢三ノ塔 にて も・
NHK ラジオ深夜便 今日の誕生花と花言葉 10月27日
ヨメナ(嫁菜・キク科)
花言葉 : 隠れた美しさ
・菊(きく)科。
・学名 Kalimeris pseudoyomena または
Aster yomena var. dentatus
Kalimeris : ヨメナ属
pseudoyomena : ヨメナ種に似た
Aster : シオン属
yomena : ヨメナ
dentatus : 歯のある
Kalimeris(カリメリス)はギリシャ語の
「kalos(美しい)+ mero(部分)」
が語源。花弁の美しさから。
Aster(アスター)は、ギリシャ語の 「aster(星)」ら。
花のつき方のようすに由来。
・すらっと伸びた花びらがとてもきれい。
・葉には少しだけギザギザあり。
・秋のさわやかな花。
・若芽は食用になる。
・「関東嫁菜」は東日本に多く、
それに対して「嫁菜」は西日本に多い。
花は両方ともそっくりだが、
「嫁菜」のほうは葉が厚くつやがある。
・似ている花 孔雀草
季節の花 300 より
野菊と呼ばれる植物で、よく目にするのがヨメナ(嫁菜)。
若葉を食べた時の味がいいのと、
花の色や姿がやさしいので「嫁」の名前が付いたとか。
四季の山野草 より 画像(筑波山にて) も
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